お久しぶりです。厳美の紅葉も燃え上がるような秋、いかがお過ごしでしょうか?
今年から始まった「近未来宿泊施設」の建築計画は着々と進み、この約半年で何もなかった土地を拓き、手作業で木の皮を剥ぎ、乾燥させ、防腐のためのタールを塗った柱が建とうとしています。
草を刈り地面をひたすらならしていた春や、施設の骨格となる木材の加工に汗を流した夏を思えば、ここ最近の寒いくらいの気温はちょうど良いくらいかもしれませんね。
今回は、長いようであっという間だった半年間の進捗をご紹介します。
高専学生達の頑張りと成果をご覧ください!
4月
始まりの月、動き出した計画のため本格的な年間予定や設計が始まりました。
まだ肌寒い中、手付かずの土地を開拓する準備に追われる日々。
まずは自己紹介からというメンバーもおり、期待が高まるひと月でした。
5月
手探りながらも体を動かす作業が始まりました。
ロケーションの選定から、土地の開拓がようやく始まります。
また、しっかりした建物にするための研究も始まり「土を作る」ところから思考錯誤する事に。及川先生のアドバイスや指示もありながら、ものづくりに正面からぶつかります。
6月
少しづつ見えてくる理想と現実のギャップに悩みながら、計画を修正、工夫していきます。難航しているようでも、それは一方で、作業が進み形になり始めたということ!
目に見えてわかる進捗に一喜一憂しながら、一歩ずつ進みます。
7月
具体的なイメージがついてきた7月には、建物を支える柱作りも本格的になってきます。
チェンソーを使い太い丸太を切り出していく技術には感服。どんなに計画しても、それを現実にする力がないといけないことがよく伝わってきます。
地面を測ったり木を測ったり、暑い中での作業はお互いを気遣いながら進んでいきました。
8月
8月は夏休みということもあり、作業はお休み。
それぞれ家族や友人達との時間を過ごしました。
9月
少しづつ気温が和らいでいくのに合わせて、作業も再開です。
ご覧の通り、アースバックハウスは土台が出来上がりつつあり、なんだか全容が見えてくるようではないでしょうか。草の生えた自然の土地が、ここまで整備されてきました。
とはいえ、まだまだ道半ば、冬が来る前にどこまで進むのかドキドキします。
10月
10月は文化祭もあり、とにかく本業に打ち込む月となりました。11月に入ってからはいつ雪が降るのか、寒さとの勝負。環境も体調も万全に、楽しく作業していければ嬉しいですね!
こうして見ると、約半年でずいぶん土台が整ってきたことが分かります。近未来型宿泊施設の計画は始まったばかりですが、またこの後の半年でいったいどこまで実現していくのか、目が離せません。見学は随時受付中ですので、ぜひこの頑張りを見に来てください!
Comments